のびのびが一番 : 子ども観の吟味
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概要
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「こどものじかん・りべろ」でミキちゃんが家以外ではじめてオシッコしたこと,マユちゃんが大声を出して泣くようになったこと,「ウレシパ共同作業所」でケースケ君が甘えるようになったこと,これら3名の子どもたちとのかかわりを通して,「のびのび」こそ,子どもにとって最も大切な育ち・育ての条件と思われることを述べた。常識的に困ったとされる行動であったとしても,大人から見た善し悪しで子どもの行動を性急に評価し規制するのではなく,その行動を今を生きる姿としてあるがままに受け止め,その行動を通して交わることが重要であることを述べ,また,実際の過程は多くの迷い,躓き,悔悟,感動,腹立ちを含むなまなましいものであることにふれた。
- 北海道教育大学の論文
- 2001-02-09
著者
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高橋 渉
札幌学院大学人文学部
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三浦 聡美
こどものじかん・りべろ
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長瀬 真知子
こどものじかん・りべろ
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吉野 志織
こどものじかん・りべろ
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大谷 裕香里
ウレシパ共同作業所
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村山 雅子
ウレシパ共同作業所
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原 智人
ウレシパ共同作業所
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宇賀村 睦
ウレシパ共同作業所
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高橋 渉
札幌学院大学