ともに生き育ち合うことをめざして : ダウン症1年生Aちゃんとの歩み
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概要
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障害のある子どもとともに学ぶことが障害のない子が育つ上でも必要なのではないかという思いと,学校における特殊学級の在り方がノーマライゼイションそしてインクルージョンの実現を左右するのではないかという問題意識に立ち現場に入った。その数カ月の実践のささやかな記録である。実際には特殊学級を担当する教師が,どうその職場で自分を位置づけるかという問題に向き合うことになった。またここでは十分ふれることはできなかったが,皆とかかわることが苦手であるというその理由について,その子なりのプライドが少なからずからんでいることを知ることができ,援助の糸口をつかむことができた。またAとのかかわりを通して教育の原点と思えるいくつかが見えてきたように思う。
- 2000-02-10
著者
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