特殊学級における受容的かかわりの試み(2) : S君との2年間
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概要
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子どもにとって,教師から受ける影響ははかりしれないものがある。普通学級であると最低2年で担任が変わるが,特殊学級学の場合は違うのである。それだけに,教師の人生観,発育観,発達観,児童観,価値観がそのまま子どもの成長に大きく関係してくると考えても過言ではない。S君は筆者にとって,特殊教育にかかわるようになって初めて担任した子どもである。この出会いから2年間の道程を振り返りながら,S君の変容を促したものが教師の人生観,教育観,発達観,児童観,価値観に基づく子どもへのかかわり方に重要な意味があることを実践報告のかたちで報告します。
- 北海道教育大学の論文
- 1997-02-07
著者
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