金沢・石川に関する「ふるさと感」と「地域社会学習」
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概要
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「地域社会学習」の重要性が叫ばれる中で,その目的は必ずしも明らかにされていない。本稿では,高校生に対する「金沢・石川に関する『ふるさと感』」についてアンケート調査に基づいて,高校生は金沢・石川に対して印象的には「好感」と「ふるさと感」を持っているが,金沢・石川に具体的に興味を持っているものは少なく,地域に対する認識も薄い事を明らかにした。次に筆者が実践した「地域社会学習」として平成10・11年度実践した「知郷源-地域の歴史を知ろう-」を紹介した。これらを踏まえて,「地域社会学習」の意味を「身近さ」や「地域の再生」ではなく,「方法論の習得」と「視野の拡大」に求めたい。
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