サービス・マーケティングにおけるインターナル・マーケティング・コンセプトについて : 製品としての職務と消費者としての従業員という考え方 (一泉知永博士古稀記念号)
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概要
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これまで、マーケティング戦略論においては、人的資源の重要性が看過されてきたように思われる。一般に、マーケティング戦略は、標的市場の設定とマーケティング・ミックスの最適組み合わせを主要なプロセスとして定式化される。そこには、マーケティング戦略を立案し、それを実施する主体である人の資質について言及されることはほとんどなかったといえよう。確かに、マーケティング戦略の意思決定者の限界合理性などが指摘されることはある。また、人的販売の領域では、戦術を展開するローワー・マネジメントおよび販売員に関する議論が取り上げられているが、どちらかといえば、マイナーな領域となっている。というのは、人的販売が消費財のマーケティング・ミックスを構成するプロミーション・ミックスの1要素にすぎないからであろう。
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