中国人研修生への日本語指導レポートとその考察
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概要
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日中国交回復以来20年を経て、両国は政治面においても経済面においても、その結びつきを着々と深めつつある。民間レベルにおける経済協力も、中国側との合弁企業の設立、人事交流、技術提携等もすでに大手、大企業は終わり、現在は中小、地方企業がその中心となりつつある。津山にもそういった民間企業があり、筆者はそういった企業のひとつから、平成8年と平成10年の2回にわたって、中国人研修生への日本語指導を依頼された。 筆者はこれ以前にも中国人学習者の日本語指導を担当したことは何度もあるが、これまではすべて日本語を主専攻とする学習者への指導であった。今回のように企業研修の補助的要素としての日本語指導は過去に経験がなく、まったくあらたな、そして貴重な経験であった。しかし現実社会の日本語需要は、むしろこういったケースが増加し、主となりつつあるのではないかと考える。そこで今回、その記録を残し、さらに自分なりの考察を加えようと思うのである。
- 津山工業高等専門学校の論文
- 1999-08-31
著者
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