資本は特有な機構をもって本来商品ではない労働力の商品化を確保し、それを基礎に価値法則を体系的に貫徹させるのであるが、このことは同時に資本がその自律的運動において労働ニッ寸を決定するメカニズムを有していることを意味している。ゆえに以下では労働日規定の体系的考察が問題となる。 ...
筑波大学社会科学系準研究員