ナトリウムヒートパイプの使用温度範囲について
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概要
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本研究はナトリウムヒートパイプの使用温度範囲に関するものである。ナトリウムをヒートパイプの作動流体として使用する場合, 使用温度範囲内では, 蒸気圧は低く, ヒートパイプは不凝縮性ガスの影響を受け, 作動開始温度は高くなるので, 製造時に十分脱気を行い, 不凝縮性ガスを排除することが肝要である。ナトリウムヒートパイプの使用下限温度を決定する際の要因としては, この真空度のほかに, 低圧下で発生する気泡の影響についても注目する必要がある。本報では主にこの気泡によるナトリウムヒートパイプ不安定作動を調べ, 使用下限温度について検討したものである。
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