<原著>病院見学実習の新たな試み : 学生の主体性を問う見学実習実施後の学生へのアンケート調査から(看護科)
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概要
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本研究は,新しい方法で取り組んだ基礎看護学実習の見学実習が,看護学生の自己学習能力の育成の一環として有効であったかどうかを知るために,実習後にアンケート調査を実施し,実習まとめ発表を含め評価したものである。調査の結果から,1.学生一人ひとりが自己学習課題を設定して臨み,実習目的を達成できたこと。2.全学生が二人一組の見学方法を肯定しており,目指したものを自由に詳しく見ることができきたこと。3.看護者としての視点での見学により,看護学生としての自覚を新たにし,今後の学習課題を明確にしたこと。等が明らかとなった。加えて,あと30〜60分位の病院見学時間の延長を望む者も多かったことなどから,今回の新たな取り組みの方法は,自己学習能力の強化に不可欠な主体性に基づいた行動を取る事に寄与したものと推察する。
- 足利短期大学の論文
- 2001-01-18
著者
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