<原著>看護学生への人間関係教育の現状II : 教育カリキュラムによる検討(看護科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
平成8年の看護婦等養成に関する指導報告により看護婦教育の養成機関におけるカリキュラムの改革がなされた。その内容には,人間関係及び看護の対象に対するカウンセリング技術教育を科目化することがのぞましいとある。現在の人間関係教育の現状がカリキュラムにおいて,各教育機関でどのような内容を教授されているか大学・短期大学・専門学校のカリキュラムと,新カリキュラム導入後の主な人間関係教育に使用されている教科書の内容から,教育内容の傾向を調査した。その結果,現在看護系大学においては人間関係論等基礎専門科目として,短期大学・専門学校は基礎看護学の中にカウンセリング技術の内容を増やし,カリキュラムの構築がされているところが大半であることが明らかとなった。また,教科書内容は歴史・学派・面接方法等理論等の知識の教授を目的とした内容が主であった。
- 足利短期大学の論文
- 1999-03-15
著者
関連論文
- 会話分析 : 形成外科手術患者と看護婦の会話記録からの1考察(看護学)
- 足浴 : 気分・不定愁訴・状態不安の変化に及ぼす影響(看護学)
- 看護学生への人間関係教育の現状I : 現代青年の意識構造調査より(看護科)
- 教育課程が看護学生の母性意識に及ぼす影響
- 日本における訪問看護活動の問題点と課題 : アメリカの老人在宅ケア,コミュニティ活動と日本の老人訪問看護ステーションの活動の比較より(看護科)
- 看護学生への人間関係教育の現状II : 教育カリキュラムによる検討(看護科)
- 看護基礎教育におけるプレパレーション教育の必要性 : 看護学生のプレパレーションに対する認識調査より