<原著>第二言語習得における生物学的要因
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概要
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通常言語機能は, 脳の左半球にあるブローカ領域が言語の生成に関わり, 同じく左半球のウェルニケ領域が言語の理解に関係していることはよく知られている。しかしこれらの研究は一言語の話者に対して行われたもので, 二言語の話者, バイリンガルでは, 第一言語の処理は左半球で, 第二言語の処理は右半球で行われていると指摘する研究が近年行われてきた。この論文では, 年齢, 言語運用能力レベル, 習得方法の相違から見た第二言語習得における脳の右半球の関わりについての最新の研究を報告すると共に, 今後の言語教授法の課題を論じる。
- 2002-12-01
著者
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