第35次南極地域観測隊気象部門報告 1994
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概要
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この報告は第35次南極地域観測隊気象部門が, 1994年2月1日から1995年1月31日まで昭和基地において行った気象観測の結果をまとめたものである。観測方法, 設備, 結果の取り扱い等は第34次観測隊とほぼ同じである。越冬期間中特記される気象としては, 次のものがあげられる。1)昭和基地ではブリザードの襲来が28回, 日数では60日でほぼ平年並みであった。2)6年連続でオゾンホールを観測し, 日代表値では9月27日のオゾン全量が134m atm-cmと観測開始以来最低値を記録した。