第29次南極地域観測隊あすか観測拠点越冬報告1988-1989
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概要
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第29次観測隊あすか越冬隊の活動を報告する。あすか越冬隊は4名の研究者を含む10名で構成され, 1987年12月28日, 第28次観測隊からあすか観測拠点の管理運営を引き継いだ。あすか越冬隊の主要な観測計画はセールロンダーネ山地(Sor Rondane Mountains)における組織的な隕石探査であった。その他主な観測として, 気水圏研究, 気象観測の他超高層物理, 医学・生物, 雪氷, 寒地工学に関する調査研究も合わせて実施した。隕石探査は1988年1月から翌年の1月までの5回, 計150日に上る組織的な探査を行い, 約2000個の隕石を採集した。総重量は約400kgである。その他の研究観測もほぼ予定通り実施出来た。
- 国立極地研究所の論文
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