<報文>硫化鑛の焙燒に關する研究(第1報) : 硫化亞鉛と硫酸亞鉛との相互反應の反應壓について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The reaction pressure between zinc sulfide and zinc sulfate was measured by the statical method. It was found that the reaction of sulfide with sulfate to yield oxide and SO_2 could proceed through the intermediate phase of basic sulfate. The dependence of the reaction pressure on the temperature can be expressed by the following equations : 3ZnS+13ZnSO_4= 4(3ZnO・ZnSO_4)+12SO_2 [numerical formula] ZnS+3(3ZnO・ZnSO_4)=13ZnO+4SO_2 [numerical formula] By combining the results of the present investigation with the already exsisting data, the following thermodynamic values relative to basic zinc sulfate 3ZnO・ZnSO_4 were obtained. 4[Zn]+[S]+7/2(O_2)=[3ZnO・ZnSO_4) ΔF°=-480,925-4.4T1ogT+158.56T ΔF°_<298>=-436,919cal./mol. 4[ZnO]+(SO_2)+1/2(O_2)=[3ZnO・ZnSO_4] ΔF°=-76,080+3.6TlogT+46.03T.
- 東北大学の論文
- 1958-02-24
著者
-
渡辺 元雄
東北大学選鉱製錬研究所:(現)一関工業高等専門学校
-
渡邊 元雄
東北大学選鉱製錬研究所
-
吉田 俊昭
元東北大学選鉱製錬研究所
-
吉田 俊昭
東北大学選鉱製錬研究所:(現)八幡鋼管株式会社本社技術部
関連論文
- 硫化鑛の焙燒に關する研究(第1報) : 硫化亞鉛と硫酸亞鉛との相互反應の反應壓について
- 亜鉛製錬に關する研究(第4報) : 鉛が陰極へ混入する経路に就いて
- 硫化鐵鑛の流體焙焼
- 亜鉛製錬に關する研究(第2報) : 電解液中に溶存する鉛の析出に就いて
- 亞鉛製錬に關する研究(第1報) : 亞鉛電解液中の鉛の溶解度
- 亜硫酸ガスふん囲気の焙焼による硫化鉄鉱のイオウ採取
- 溶媒抽出法によるインジウム, ガリウムの回収について
- 硫化鉱のバイ焼に関する研究(第2報) : 亜硫酸ガス分圧の高い気圏での硫化亜鉛のバイ焼
- 砂鉄銑スラグからチタンを回収する研究(第2報) : 砂鉄銑スラグのマツト製錬
- 砂鉄銑スラグからチタンを回収する研究(第1報) : 砂鉄銑スラグの選鉱性について
- 粗鉛の乾式脱ビスマスに関する基礎的研究(第3報) : Pb-Bi-Na系溶融三元合金の熱力学的性質について
- 粗鉛の乾式脱ビスマスに関する基礎的研究(第2報) : Na-Pb系, Na-Bi系溶融二元合金の熱力学的性質について
- 粗鉛の乾式脱ビスマスに関する基礎的研究(第1報) : Pb-Bi系溶融二元合金の熱力学的性質について
- 選鉱製錬研究所 渡辺元雄博士
- 製錬排煙の処理に関する研究 : SO_2ガスとH_2Sガスとの反応
- 亜鉛製錬に關する研究(第3報) : PbO_2粒子の陰極混入に就いて
- 粗鉛の乾式脱ビスマスに関する基礎的研究-1〜3-
- 砂鉄銑スラグからチタンを回収する研究-1・2-
- 亜鉛製錬に関する研究-3・4-