<研究論文>数値シミュレーションによる省燃費エンジンの最適化に関する研究 : 計算モデルの確立とベンチ試験結果との照合及び吸・排気系の最適化
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概要
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本研究の最終目的は,バーチャル・エンジン・シミュレーション(Virtual Engine Simulation)によって,希望するエンジン出力特性が得られる最適設計値を求めようとするものである。これを実現するためには,設計情報が明らかなエンジンを所定の運転条件で運転したときの性能を正しく予測できるVESモデルを構築する必要がある。本報ではまず,エコラン用単気筒ガソリン・エンジンのベンチ試験を行うとともに,VESによってその性能をコンピュータ上で再現した。その結果,体積効率の実測値と計算値は,極めてよく一致し,VESモデルの妥当性が確認された。次に,このVESモデルを用いて,供試エンジンの吸・排気系の長さ・内径によって体積効率がどのように変化するか計算し,希望する体積効率特性が得られる設計値を求めた。
- 東京都立航空工業高等専門学校の論文
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