<論文>K-9M-61号機による電子束の観測
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概要
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1978年1月27日20時に打ち上げられた観測ロケットK-9M-61号機に搭載された電子スペクトロメータは,冬の夜間の降下電子束の観測と,相乗り観測器の放出する電子ビームに伴うロケットヘの帰還電流を測定した.地磁気ほ静穏で(K_p=2),降下電子束は100 eV〜3keVを観測し,1 countも計数されなかった.これは1 keV電子のfluxで10^2 particles/cm^2 sec str keV以下であることを示している.帰還電流測定において,電子銃の加速電圧以上のエネルギーで,電子の増加は測定されず,電子銃の同方向,反対方向の測定でpitch角90°の依存性が明らかとなった.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
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