自らが学ぶ力を育てる授業実践 : 対人パスからの脱却を図るバレーボール
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高校2年生男子を対象にした,バレーボールの授業において,従来,基礎・基本と考えられていた個人練習を極力省き,試合中に出現する攻撃-防御のパターンを取り出した練習(パターン練習)を中心に授業を展開した。常にゲームの姿を意識してパターン練習をする中で,集団の技術レベルと共に,個の技術レベルの向上をも図ろうとした。バレーボールの本質的な楽しさの一つである,相手との攻防関係を習得していく中で,「できた」「できない」という結果だけを評価するのではなく,個々の生徒が内面をどのようにみつめ,自らをどのように高めていこうとしているのかということを大切にして働きかけを行っていった。また,チームの課題・個人の課題を解決していく過程を通して,他人と協調し,他人を思いやりながら,「自らが学ぶ力を育てる授業」をめざした。
- 1999-03-19
著者
関連論文
- 剣道選手のコンディショニングにおける「万歩計値」の検討 : 万歩計値と, 疲労自覚症状, POMS, 心拍数, との関係から
- 高校バレーボール選手のスパイクに関する研究
- 自らが学ぶ力を育てる授業実践 : 対人パスからの脱却を図るバレーボール
- 091国C02 バレーボールのブロック指導に関する研究
- 高齢者体力テストの検討 : 持久性テストについて
- バレーボールのブロック指導に関する研究
- バレーボールの教科指導において9人制, 6人制はいかに扱うべきか : 体育方法に関するに関する研究
- 091N12 バレーボールのブロックにおける助走、踏み込み動作の違いが空中姿勢に及ぼす影響(09.体育方法,一般研究発表)
- 0831615 高齢者用「踏台昇降運動」の検討 : 台高とテンポについて
- 111201 生涯スポーツにつながる選択制授業の改善に関する研究(第一線) : 学校体育に視点をおいたスポーツ活動調査(11.体育科教育学,一般研究A)
- 9043 オリエンテーションキャンプの意義について
- 教育実習生の授業技術の変容過程と指導観の変容態様についての研究
- バレーボール日本リーグにおけるセンタープレーヤーのブロック技術に関する研究
- ラグビーにおけるゲーム状況の認知に関する研究 : 初級者への視覚的トレーニングの効果について
- 091N03 ラグビーにおける状況判断のコーチング(09.体育方法,一般研究発表)
- 高齢者の運動プログラムに関する基礎的研究
- 2 次元 DLT 法を用いた VTR 動作解析システムの確立に関する研究