<短報>新人看護職者の臨床実践能力に対する評価 : 指導的立場の看護職者の視点から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新人看護職者の臨床実践能力に対する評価を,指導的立場にある看護職者がどのような視点で行っているかを明らかにするため,平均経験年数11.4年の看護職者12名に面接調査を行い,その内容を質的帰納的に分析した.その結果,9つの評価の視点のカテゴリーが得られ,その特徴は,看護基礎教育の背景を考慮した基礎的看護知識技術への評価の視点,実践者としての発展に向けての段階的な評価の視点,そして,新人看護職者の向上心や意欲等に関連した内面に関心を寄せた評価の視点がある事がわかった.
著者
-
牛久保 美津子
東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
-
本田 彰子
千葉大学看護学部大学院博士課程
-
本田 彰子
千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
-
牛久保 美津子
東京医科歯科大学(看護実践研究センタープロジェクト研究「看護教育に関する制度的研究」共同研究者)
関連論文
- 訪問看護婦の看護技術に対する教育ニーズ
- 子供を持つ壮年期乳癌患者の役割意識の変化 : 病者役割の受け入れと母親役割に焦点を当てて
- 新人看護職者の臨床実践能力に対する評価 : 指導的立場の看護職者の視点から
- 利用者の声をもとに見出した難病医療相談会の課題
- 難病医療相談会における希少相談の相談ニーズとその支援に関する質的研究
- 東京都難病医療相談事業の7年間の活動内容の分析
- 東京都における神経系難病患者の在宅ケアの特性 : 3疾患別による分析
- 難病患者の在宅療養継続のための要件
- 在宅療養者および家族と訪問看護師との関係構築に基づく看護実践の構造 : 在宅療養者の看護支援のあり方を検討するメタ研究
- 複数患者を受け持つ成人看護学実習3年間の総括評価
- 患者の思いに寄りそうプライマリ・ケア : その重要性
- 在宅医療処置における医師との連携のための在宅看護プロトコール
- 東京プライマリ・ケア研究会の最近の活動
- 神経系難病における地域支援体制確立への過程の分析 : T保健所管内の11年間の取り組み
- 日米の障害高齢者のリハビリテーションに対する意欲
- 新卒1年目の臨床現場での体験 : 職場適応の実際と他者の存在