幕末期国学の地域における展開(2) : 三河地方における羽田野敬雄の活動を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
このように、在地の文化人と連携し、富裕な町人層による財政面での援助を基盤として展開された羽田野の活動の中に、地方に生きる知識人によって担われた文化運動の意義を見ることができるであろう。羽田野の事例は、幕末期における国学運動が、文化史的・教育史的側面からも考察されるべきか豊かな事実を内包していることを示唆している。
- 岡山大学の論文
著者
関連論文
- 〔史料翻刻〕六人部是香著『道之一言』
- 蔡元培と中国における新教育
- 近世日本における子どもの労働に関する教育史的研究 : 近世社会の家職と子どもの労働を中心に
- 名古屋社中の形成と「国学」学びの展開
- 幕末期国学の地域における展開(1) : 三河地方における羽田野敬雄の活動を中心に
- 幕末期国学の地域における展開(2) : 三河地方における羽田野敬雄の活動を中心に
- 藤井高尚の教訓本執筆
- 化政期国学の一断面 (下): 藤井高尚の国学における教化性の考察を中心に
- 化政期国学の一断面 (中) : 藤井高尚の国学における教化性の考察を中心に