コミュニケーション能力をいかに測るか : The Australian Second Language Proficiency Ratings(ASLPR)を通しての考察
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概要
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研究ノート言語テストリサーチは、 Spolsky (1978) の区分による「前科学時代」、「心理測定学・構造言語学時代」、「総合的・社会言語学時代」を経て、1990年代にはコミュニケーション言語能力をより明確に定義、測定する方向に進んできた。本稿では、オーストラリアにおいて言語運用能力を測定するものとして開発、使用されている Australian Second Lan-guage Proficiency Ratings (ASLPR) を紹介し、また、その信頼性・妥当性・実用性の検討を通して第二言語/外国語学習者のコミュニケーション言語能力をいかに測るかを考察した。According to Spolsky (1978), the history of language testing research can be broken into three major periods : the "prescientific" period, the "psychometric-structuralist" period, and the "integrative-sociolinguistic" period. In the 1990s, the trend is toward defining "communicative language ability" more clearly and assessing such proficiency more precisely. The Australian Second Language Proficiency Ratings (ASLPR) is one of direct tests which is said to assess general language proficiency. In this paper, the ASLPR is introduced and the implications for communicative language test construction and use are discussed.
- 大阪女学院大学・短期大学の論文
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