ボールゲーム学習後の競争に対する児童の認識に関する研究
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概要
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小学校5,6年生に対して,体育科の授業においてボールゲームを学習した後,スポーツの競争に関する認識を質問紙調査した.調査結果を因子分析した結果,スポーツの競争に関する認識から8因子が抽出された.その中で,もっとも大きな因子は達成動機に関連する因子であった.これは一般的競争の特性と一致している.排他性が一般的競争の負の側面として指摘されているが,調査対象とした児童の体育の学習後のスポーツの競争に対する認識では,排他性を否定していた.この排他性の否定が第2因子であった.スポーツの競争に対する児童の認識から抽出されたその他の因子は,試合は楽しい,試合ではフェアプレーを必要とする,競争の結果には偶然性がある,等であった.
- 秋田大学の論文
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