菌類の構成糖に関する生化学的研究 II : ねながのひとよたけの子実体発育時の構成糖に変化について(農芸化学部門)
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概要
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ねながのひとよたけCoprinus cinereusの子実体成長時の糖質の変化を検討した。遊離のglucoseはStalkではStalkの急伸長に先立って, Capでは少しおくれて増加しする。多糖については, StalkではCapの自己隔解がはじまる段階までglucanが増加しつづけ, chitinは胞子の成熟期迄増加するが以後減少する。Capではglucanもchitinも減少の一途をたどる。
- 京都府立大学の論文
- 1979-12-20
著者
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藤井 昭治
京都府立大学農学部生物化学教室
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藤井 昭治
京都府立大学農学部農芸化学科生物化学研究室
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松本 正男
京都府立大学農学部生物化学研究室
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松田 久行
京都府立大学農学部生物化学研究室
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藤井 昭治
京都府立大学農学部
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