菌類の構成糖に関する生化学的研究 I : ガスクロマトグラフィーによる構成糖の検討(農芸化学部門)
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概要
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ガスクロマトグラフイーでBasidiomycetes 6種とAscomycetes 1種の子実体の構成糖を検討した。子実体よりえた糖類は加水分解し, 分離したアミノ糖はまずホルマリン処理をおこなってアミノ基をblockした後, 常法通りTMS化する。4種の2-amino-2-deoxy-D-hexosesがよく分離することを確認し, ついでこの方法により子実体中に普遍的に2-amino-2-deoxy-D-glucoseが存在することを明らかにした。Phylloporus rhodoxanthusは"ひだ"を有するにかかわらず, ひだ系のPaxillusよりは管孔系のBoletaceaeに近い糖の構成を示す。
- 京都府立大学の論文
- 1970-10-15
著者
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