ラン子房の無菌培養 : II. Dendrobium nobile の子房の発育に及ぼすビタミンの影響および 2,3 の問題(農学部門)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ビタミンB_1およびB_6はデンドロビウム・ノビルの果実の発育促進に効果がみられ, トコフェロール・アセテートの添加は種子稔性を高める傾向があって, これらの併用によって, 最も良好な稔性が示された。子房の生長に対する最適の湿度は60∿70%であった。高い湿度では, 果実は濃緑色を呈するが, 湿度の低下とともに淡緑色となる。開花前・4-5日の蕾の培養では, 培養開始10日後に受粉されたが, 果実は良好に生育し, 種子が形成された。
- 京都府立大学の論文
- 1967-10-15
著者
関連論文
- ファレノプシスの開花調節 I : ファレノプシスの花芽分化(農学部門)
- ラン子房の無菌培養 : II. Dendrobium nobile の子房の発育に及ぼすビタミンの影響および 2,3 の問題(農学部門)
- ラン子房の無菌培養 : I. Dendrobium nobile の子房の発育に及ぼすしょ糖, ペプトンおよびココナットミルクの影響(農学部門)
- Taeniophyllum aphyllum (MAKINO) MAKINO に関する研究発芽及び幼植物の発育過程について(A. 自然科学)
- Primula malacoides FRANCH. の細胞学的研究(数学及び自然科学)
- ポポウに関する人為倍数体の研究 (I) : Asimina triloba DUNAL の染色体とミクソプロイド