スポーツビジョンのトレーニング効果

元データ 2002-03-31 愛知工業大学

概要

32名の大学スポーツ選手を被験者として,DVA動体視力,眼球運動,周辺視野,瞬間視のトレーニング効果の実験を行った。トレーニング群を週2回トレーニング群,週1回トレーニング群に分け,週2回トレーニング群は1ヶ月間トレーニングし,1ヶ月後,2ヶ月後の効果の保持を測定した。週1回トレーニング群は3ヶ月トレーニングを継続した。その結果,以下のことが明らかになった。・DVA動体視力のトレーニング効果は顕著であるが,眼球運動,周辺視野,瞬間視のトレーニング効果は著明ではない。・DVA動体視力のトレーニング効果が顕著であったのは測定法に起因すると思われる。・DVA動体視力のトレーニング効果は他の方向に対する能力へ転移しない。・トレーニング効果は1ヶ月目まで顕著であるが,2ヶ月目以降のトレーニング効果は少ない。・週2回の方が週1回よりトレーニング効果は大きい。・トレーニング効果は少なくとも2ヶ月は保持される。・トレーニング効果はトレーニング前に低い群に顕著であり,トレーニング前に高い群の効果は少ない。・トレーニング前に存在した上位群と下位群の差は週2回,週1回の頻度でも約1ヶ月のトレーニングによってなくなり,トレーニング前の差は数回のトレーニングによって解消する程度の差である。・トレーニングの実際のスポーツへの影響は2/3の被験者は実感していないが,少数はプラス効果を感じている。

著者

石垣 尚男 愛知工業大学
石垣 尚男 愛知工業大学 経営情報科学部 マーケティング情報学科
石垣 尚男 愛知工大 経営情報科学

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