<研究ノート>新見公立短期大学における各自学生の作成したホームページを用いたネットワーク教育
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新見公立短期大学の学生の情報処理リテラシー教育として,ホームページ作りを取り入れたパソコン教育を1997年度から5年間にわたり試みてネットワーク教育に取り組み,延べ288人分の学生自己紹介のホームページを作らせた。ネットワーク上にアップロードした学生自己紹介のホームページをお互いに閲覧し合う喜びを学生に体験させ,HTML言語のプログラミングに用いる記号のタグなどを教え合うようになった。さらにホームページを学生に相互採点させ情報処理の成績評価に取り入れて学生の学習意欲の向上を図り,ホームページを改良したり書き加えたりすることをうながすことができた。またリンクを張れるHTML言語でホームページを学生自身で作ることにより,リンクの概念を理解させた。ホームページの学生相互採点は情報処理の成績評価の透明化にも役立ち,学生への成績のフイードバックを通じて学習意欲の向上にも役立っていると思われるので,引き続き情報処理の成績評価に取り入れて行きたいと考えている。
- 新見公立短期大学の論文
- 2002-12-25
著者
関連論文
- 新見公立短期大学の情報処理教室における学生のアクセスログ記録の分析
- 新見公立短期大学における各自学生の作成したホームページを用いたネットワーク教育
- 新見公立短期大学におけるQWERTY LESSONを用いたタイプ練習とワープロ教育の試み