在宅高齢者の主観的幸福感とソーシャルサポートの関連性
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概要
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本研究は,日常生活に障害があって,デイサービスを受けている高齢者を対象に,主観的幸福感とソーシャルサポートの関連性を明らかにすることを目的とし,調査・分析を行った。主観的幸福感については,生活満足度尺度A(LSI-A)を用いて測定し,その結果得られた生活満足度得点は,被験者が高齢であり,ADLやIADLが低下しているにも関わらず,健康者を対象にしたものに比べて低くなかった。主観的幸福感と,性,年齢,職業,学歴,居住歴,経済状態との関連性においては,主観的幸福感は年齢とともに高まっていくことが明らかになった。主観的幸福感とソーシャルサポートの関連性においては,友人・隣人とのサポートの授受において主観的幸福感が高められることが示唆された。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2001-03-31
著者
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