看護学生の入学時の期待と満足度の実態 : 入学1年後の調査から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は本学看護学科学生の教育支援に活かすことを目的に,学生の入学経緯,入学時の期待と期待内容,入学1年後の満足度について質問紙による調査を2年次に行った。79の有効回答を集計した結果,以下のこと明らかになった。1.看護職を志望する動機は「やりがいのある職業だから」,「家族・身近な人の病気体験から」,「人と関わる仕事がしたいから」,「人の役に立ちたいと思ったから」が多かった。2.本学入学に対し,学生は入学時に「期待していた」が79.8%,「あまり期待していなかった」が8.8%,「どちらともいえない」が11.4%であった。3.入学時に期待していた内容は「専門的知識・技術を習得すること」,「友人・親友をえること」,「学内の教育設備が整っていること」が多かった。4.入学時の期待内容に対する入学1年後の満足度は,「友人・親友をえること」,「学内の教育設備が整っていること」,「赤十字について学習できること」,「経験豊かな教員がいること」に「満足」している割合が多かった。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2002-03-15
著者
関連論文
- 「看護過程」の演習における学習用具の開発(その1) : 着脱式の術後患者胸部モデルの作製
- 日本赤十字秋田短期大学の小児看護学実習の実態と課題
- 子どもとの関わりが困難な学生の実習指導のあり方
- 保育所における健康管理上の問題と看護職導入への期待 : 秋田市の公立保育所の保母と保護者の意識調査
- 療養型医療施設における臨地実習指導の現状と課題 : 初めて実習指導を行った臨地実習指導者と病棟管理者の面接調査より
- 看護学生の入学時の期待と満足度の実態 : 入学1年後の調査から
- 多胎児の育児支援に関する一考察 : 2歳未満の多胎児育児の実態調査から
- 在宅高齢者の主観的幸福感とソーシャルサポートの関連性