介護福祉士として道は拓かれるか : 秋田県における介護職員採用に関するアンケート調査の分析
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概要
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I 状況 : 本学の介護福祉学科は,秋田県における高齢者対策事業の一貫でもある。平成3年度現場職員の介護福祉士国家試験合格者数が77名であったものが,5年後の平成8年度は204名(計画の3.4倍)と予想を越えた合格者数で充足されている。一方,募集方法は地元優先,随時募集方法がとられており,学校卒の介護福祉士には厳しい状況にある。II 目的 : 就職口開拓のため,介護職員採用に関するアンケート調査を実施,就職指導に役立てる。III 結果 : 平成10年度は,老人福祉施設の新設等により,大幅な採用予定数が見込まれている。施設における介護職員の採用は有資格者の介護福祉士の採用に変わってきている。募集方法は,公募性,地元優先の傾向にあるが,地元居住,通勤可能などの幅が見られた。IV 結論 : 平成10年度は,老人福祉施設の新設等により,大幅な採用人員が見込まれ,学校卒の介護福祉士の就職は期待できるが,それ以降は期待できない。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 1998-03-31
著者
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志摩 麗子
介護福祉学科
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立山 正子
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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志摩 麗子
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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立山 正子/志摩
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科/日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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