美容を学ぶ短大一年生の英語基礎学力と英語に関する意識調査
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概要
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英語の授業計画を立てる上で,学生の学力を知ることはとても大切なことである。特に学生間の学力の上下差が顕著な場合,そこに細かい配慮を欠く授業は,学習効果が低いばかりか,授業に満足しない学生を数多く生み出してしまう。この調査では,美容師養成施設として許可を受けた東京の短大で,一年生の英語の基礎学力を問題やテストをもとに把握しようと試みた。全国から集まってくる学生たちの間の学力差は,予想以上に幅があり,大半は中学で習う英語の基礎知識を満足に習得しないで入学しているという結果が得られた。同時にアンケートを用いて,学生の英語についての意識を調査した。その結果,英語に対しての関心や意欲は非常に高いということがわかった。どちらの調査も今後カリキュラムや学習指導案を作る上で参考になる。また,美容を目指して短大に入学する学生の英語学力と意識の実態を明らかにすることができたと思う。
- 山野美容芸術短期大学の論文
- 2001-02-25
著者
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