原発不明頸部転移癌症例の検討
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概要
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当科における原発不明頸部転移癌24例につき検討した。治療開始後に原発が判明したものは14例（58%）で中咽頭が最も多かった。組織型では扁平上皮癌（17例）に次ぎ腺癌（5例）が多く，転移部位ではレベルII，IIIに多かった。穿刺吸引細胞診を施行した19例中，13例（68%）で陽性，組織型確定まで至ったものは10例（53%）であった。盲目的生検を施行した14例中4例（28%）で原発が判明し，PET施行14例中4例（28%）で原発巣検索に有用であった。治療は，頸部郭清を原則としている。術後照射は組織型などを考慮し行っている。
- 特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会の論文
- 2009-10-30
著者
-
二村 吉継
大阪医療センター 耳鼻咽喉科
-
二村 吉継
大阪府済生会中津病院耳鼻咽喉科頭頸部外科
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長谷川 恵子
大阪医療センター耳鼻咽喉科
-
川上 理郎
大阪医療センター耳鼻咽喉科
-
林 伊吹
済生会中津病院
-
川上 理郎
大阪医療セ 耳鼻咽喉科 頭頸部外科
-
川上 理郎
大阪医療センター耳鼻咽喉科 頭頸部外科
-
伊藤 加奈子
大阪医療センター耳鼻咽喉科
-
伊藤 加奈子
大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室
-
伊藤 加奈子
大阪医科大学耳鼻咽喉科
-
林 伊吹
大阪府済生会中津病院耳鼻咽喉科
-
長谷川 恵子
大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室
-
林 伊吹
大阪医療センター耳鼻咽喉科・頭頸部外科
-
長谷川 恵子
大阪医科大学耳鼻咽喉科
-
伊藤 加奈子
大阪医大 医 耳鼻咽喉科
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