終末期肝細胞癌に伴う難治性嘔気, 食思不振に olanzapine が有効であった3例
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概要
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Olanzapineはドパミンに加えセロトニン,ヒスタミンなど複数の神経伝達物質受容体に対して拮抗作用を有する非定型抗精神病薬であるが,近年,進行癌患者の難治性嘔気・嘔吐に対するolanzapineの有効性が示唆されている.今回我々は終末期肝細胞癌に伴う難治性嘔気,食思不振に対し比較的低用量のolanzapineが有効であった3例を経験したので報告する.
- 2009-03-25
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