ニッケルの市中ストック量の推定と評価
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概要
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In order to establish more sound resource use strategies, it is essential to know the in-use stocks of minerals in Japan, which are potential future resources as urban mine, while they can also be future wastes. This research focuses on nickel. Nickel has broad application, such as stainless steel, plating, and electronic materials to cell, while we recently experience huge volatility in its price. Nickel flow from the cradle to the grave has not been examined for Japan. This paper captured the nickel flows throughout its lifecycle; from mining, refineries, manufacturing, consumption to recycle and final disposal. The purpose is to figure out in-depth nickel flow in Japan and examine it quantitatively. Nickel material flows were estimated with various references and we figured out the intermediate flows, consumptions, and fabrications. As for the downstream flows, since the direct observation of nickel flows is impossible and there are no data available, they were estimated with monetary flows described in input-output table. The category classification of the table was also utilized. Post consumption flows were estimated assuming Weibull survival function for the commodities. Finally the amount of the in-use stocks of nickel in Japan was estimated with the estimated historical flow data and analyzed.
- 2009-02-25
著者
-
村上 進亮
東京大学工学系研究科システム創成学専攻
-
山冨 二郎
東京大学工学系研究科システム創成学専攻
-
村上 進亮
東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻
-
田渕 祥之
マーサー ジャパン(株)
-
村上 進亮
東京大学大学院工学系研究科
-
村上 進亮
環境研
-
村上 進亮
国立環境研究所
-
村上 進亮
東京大学大学院 工学系研究科
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