GC/MSおよびLC/MS/MSを用いた牛乳中の残留農薬・動物用医薬品分析法
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概要
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牛乳の残留農薬および残留動物用医薬品のスクリーニング分析法を開発した.対象はポジティブリスト制度で乳に基準値が設定された農薬および動物用医薬品342化合物とした.牛乳をアセトニトリル抽出後,塩析して分析試料とした.一部の農薬分析用にはさらにヘキサン洗浄およびPSAカートリッジカラム精製を加えた.検出にはGC/MS-EI, -NCIおよびLC/MS/MS-ESIを用いた.基準値濃度における添加回収試験の結果,回収率は化合物によりさまざまであったが,RSD(%)は28%以内であった.本法は牛乳の残留スクリーニング分析法として有用と考えられた.
- 2008-06-25
著者
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斎藤 瑞恵
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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小堤 大介
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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川崎 道子
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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神橋 美保
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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中村 瑠花
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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佐藤 吉朗
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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遠藤 光春
明治乳業株式会社技術開発研究所分析技術研究部
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佐藤 吉朗
明治乳業食品開発研究所
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佐藤 吉朗
明治乳業株式会社ヘルスサイエンス研究所
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遠藤 光春
明治乳業株式会社
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