イオン濃度制御キュウリ養液栽培におけるNH_4-N供給方法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A technique for keeping a suitable pH value of nutrient solution without addition of acid and/or alkali examined. Cucumber plants were cultivated with various methods of NH4-N supply in ion concentration controlled hydroponic system. In the first experiment, plants were grown in solution culture for 6 days at 4 levels of initial NH4-N concentration. NH4-N absorption rate increases drastically and solution pH decreased as the NH4-N concentration increased.In the second experiment, cucumber were cultivated with nutrient solution controlled by the IIAS (Integrated IonAdjuster System) or the PEIS (Popular Edition of Intelligent System) to investigate the effects of NO3-N:NH4-N ratio, and concentrations of each N source on the growth and solution pH. Solution pH decreased severely under PEIS and IIAS (set value of NH4-N concentration 8 mg l-1), and increased under IIAS (NO3-N:NH4-N=30:1 or fuzzy) in this experiment. The results showed that pH of the nutrient solution for cucumber culture with IIAS management system could be stabilized by limiting NH4-N supply through the ratio basis control in which the ratio of NO3-N to NH4-N was kept at 30:1. However in the mid stage of cucumber growth with that system, the pH tended to increase gradually until harvesting stage, indicating that the relatively higher ratio of NH4-N supply in the mid stage than in other stages might be better to prevent the pH fluctuation.To maintain pH value of the nutrient solution, the control method through the NO3-N:NH4N ratio was more feasible than the method through keeping the concentration of NH4-N.
- 日本生物環境工学会の論文
- 2007-09-01
著者
関連論文
- 養液イオン濃度調製プログラムを使用したキュウリの栽培
- 養液イオン濃度自動管理プログラムの開発
- 硝酸態窒素とアンモニア態窒素の比率がネギの生育および無機成分の部位別分配に及ぼす影響
- ファレノプシス (Phalaenopsis hybrid) の化学組成に近い培養液
- 画像処理技術を用いた簡易葉色診断システムにおける色データの扱いについて
- 培養液調製のための半自動プログラムの開発 : (第2報)マンマシンインターフェースの改良および演算時間の短縮について
- 培養液調製のための半自動プログラムの開発
- 窒素の形態,施肥時期がファレノプシス (Phalaenopsis hybrid) の成長と開花に及ぼす影響
- 超高齢社会に対応した園芸活動ならびにその色彩評価法の開発 : 4 : 心拍計を用いた園芸活動時の生理状態の測定
- 超高齢社会に対応した園芸活動ならびにその色彩評価法の開発2 : 提示する色見本に関する考察
- 吸収式除湿ハウスにおける細霧冷房について
- イオン濃度制御キュウリ養液栽培におけるNH_4-N供給方法の検討
- 色彩を利用した園芸活動の評価法の開発 : 高齢者を対象とした場合
- J26 農業温室用吸収式除湿装置に関する研究(J2 熱工学2)
- イオン濃度制御法とEC制御法を融合させた新しい培養液管理法の開発
- 大型ハウス内の湿度制御がミニトマトの生育・収量に及ぼす影響 : (第2報)循環扇利用による除湿空気循環
- 色彩を利用した園芸療法の評価法の開発
- イオン濃度制御キュウリ養液栽培においてNH_4-N濃度設定値が培養液のpH変動に及ぼす影響
- 精神病院への園芸活動の導入について
- 温室内の湿度制御がパプリカの生育および収量に及ぼす影響
- 実用規模温室用吸収式除湿装置の開発
- イオン濃度制御養液栽培における培養液補正計算の最適化
- 宮崎における園芸教育の実践
- 宮崎市民による花いっぱい運動の実践
- アミノ酸ならびにショ糖の葉面散布がトマト雄性不稔系統の稔性回復に及ぼす影響
- イチゴ高設栽培における培地への腐植の添加がイチゴの生育と収量に及ぼす影響
- 温室用吸収式除湿空調システムの開発
- 葉菜類の硝酸含量と窒素含量との関係
- 暖地における施設園芸の効率化に関する研究 : I.妻窓による換気
- 花の街づくり推進に関する研究(第3報)高齢化社会に対応した花づくり
- 韓国の野菜生産について
- 花の街づくり推進に関する研究
- シバおよびセンチピードグラスへの窒素施肥量の違いが季節生産性に及ぼす影響
- P22-19 焼酎粕施用がトウモロコシーイタリアンライグラス体系における飼料作物及び土壌環境に及ぼす影響(ポスター紹介,22.環境保全,2008年度愛知大会)
- 異なる換気条件の培養器内におけるカラジウム小植物体の生長に及ぼす明暗周期の影響と日CO_2吸収量との関係
- 明期長および明暗周期がサトウキビ培養器内気相環境に及ぼす影響
- 農業温室用吸収式除湿機の開発
- 施肥の濃度ならびに頻度がファレノプシスの成長, 開花に及ぼす影響
- ペプトンとトリプトンが in vitro における生育段階別のファレノプシスに及ぼす影響
- ネギの薬先枯れの品種間差異について
- 葉面散布処理によるホウレンソウ中硝酸含量の低減について
- 雄性不稔突然変異トマトの稔性の季節変動について
- アンモニア態窒素過剰条件下におけるカルシウム施与と送風がネギの生育および無機成分含量に及ぼす影響
- 施肥窒素形態の違いがネギの生育, 部位別無機成分含量に及ぼす影響
- 花の街づくり推進に関する研究(第2報)庭付き一戸建て住宅住民の意識調査
- 365日花のあふれる街・宮崎を実現するために : (第3報)プランター栽培について
- 365日花のあふれる街・宮崎を実現するために : (第2報)庭付き一戸建て住宅住民の意識調査
- 365日花のあふれる街・宮崎を実現するために
- トマトの正常果と空どう果の果実内無機養分含有量の違いについて
- 光強度とポリリン酸製剤散布がトマトの空どう果発生に及ぼす影響について
- 培地中の糖および寒天濃度, 光強度がサツマイモ培養小植物体の成長および炭素吸収に及ぼす影響
- 吸収式除湿機による除湿がスターチスの生育および灰色かび病の発生に及ぼす影響
- イオン濃度制御法によるK濃度低減養液管理がトマトの生育と果実品質に及ぼす影響
- 花の街づくり推進に関する研究(第3報) : 高齢化社会に対応した花づくり
- サトイモ(Colocasia esulenta Schott)カルスからの植物体の再生
- 園芸作業の違いによる作業台の高さに関する研究
- 除湿による農業用ビニールハウスの省エネルギー効果
- メタン発酵消化液の施用が南九州におけるトウモロコシ : イタリアンライグラス体系の収量性と飼料品質に及ぼす影響
- 実用規模温室用吸収式除湿装置の開発
- 除湿による農業用ビニールハウスの省エネルギー効果
- D34 農業用ビニールハウスの熱収支に関する予測計算(D3 モノづくり)