^<18>F-fluorodeoxyglucose-positron emission tomography (FDG-PET) で偶然腸結核が発見された肺結核の1例
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概要
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症例は60歳女性.検診で左上肺野結節影を指摘されて当院を受診,胸部CTで左上葉に径30mm大の空洞をともなう結節影を認めた.FDG-PET検査で回盲部にもFDGの集積を認め,大腸内視鏡検査を施行したところ,回盲部に輪状潰瘍をともなう全周性狭窄を認め,生検では類上皮性肉芽腫を認めた.左上肺部分切除にて肺結核の診断となり,抗結核剤で治療を行ったところ,回盲部の病変も改善したため腸結核と考えられた.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2006-04-05
著者
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中嶋 凱夫
山形県立新庄病院内科
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片桐 祐司
山形県立新庄病院 内科
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八戸 茂美
山形県立新庄病院 内科
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中嶋 凱夫
山形県立新庄病院 内科
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中嶋 凱夫
山形大学 医学部生命情報内科
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片桐 祐司
山形県立新庄病院内科
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