東南アジアにおける図書館コンソーシアム(<特集>図書館コンソーシアムの動向, pt.2)
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概要
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2002年に独立した東ティモールを含む東南アジア11カ国は, タイを除き戦後に植民地から独立した新しい国々である。これらの東南アジア諸国の図書館の現状は, 独立後の政治的・経済的経緯の差により様々であるが, 地域内の情報資源共有を目的とした図書館コンソーシアムの形成は1960年代にすでに試みられている。本稿は, 東南アジアにおける地域横断型図書館コンソーシアムと, 特にフィリピンとタイに見られる国内型図書館コンソーシアムを概観することで, 同地域における図書館ネットワーク形成の背景と意義を考察する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2005-03-01
著者
関連論文
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