エイリアスフリーサブバンド型適応フィルタによるアダプティブアレーアンテナの特性改善(適応信号処理・音響信号処理, 信号処理, LSI, 及び一般)
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概要
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移動体通信システムにおいて問題となる周波数選択性フェージングへの対策として, アダプティブアレーアンテナが注目されており, その構成として時間領域および, 周波数領域でのものが知られている.このうち時間領域構成では適応フィルタのタップ数が増加し, フィルタ更新にかかる計算量も増加する.一方周波数領域構成では, 高速フーリエ変換(FFT)フィルタバンクによりサブバンドごとに並列処理を行い計算量の削減が可能となる.しかしFFTフィルタバンクによるサブバンド化では, エリアジングの影響により残留誤差特性が悪化してしまう.本報告ではエイリアスフリーサブバンド適応フィルタを用いることにより, エリアジングの影響を受けない周波数領域でのアレーアンテナの構成法を提案する.提案法を用いることで, 残留誤差特性の改善が行えるのと同時に, 計算量の削減が可能となることを示す.また計算機シミュレーションにより提案法の有効性を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-06-20
著者
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貴家 仁志
首都大学東京システムデザイン研究科情報通信システム工学専修
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貴家 仁志
首都大学東京
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西川 清史
首都大学東京大学院システムデザイン研究科情報通信システム学域
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西川 清史
首都大学東京システムデザイン研究科
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遠藤 耕太
首都大学東京大学院工学研究科
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