行列模型と不安定なDブレインの量子力学(最近の研究から)
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概要
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最近,2次元の時空を記述する弦理論と行列模型の双対性における不安定なDブレインを用いた新しい解釈が見つかり,盛んに研究がなされている.この発見は超弦理論の非摂動的な理解につながる新しい視点を与える.本稿では,その最近の進展について紹介し,その考え方を応用した2次元のタイプ0超弦理論の行列模型の構成について述べたい.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2004-11-05
著者
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高柳 匡
京都大学大学院理学研究科
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高柳 匡
Jefferson Physical Laboratory, Harvard University
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高柳 匡
Jefferson Physical Laboratory Harvard University
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