衛星搭載用半導体メモリ装置に対するシングルイベント効果の実測(リモートセンシング及び一般)
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概要
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)では, 衛星搭載用半導体メモリ装置内で使用する民生メモリ素子の特性評価および軌道上実証のため, 2002年2月に民生部品・コンポーネント実証衛星(つばさ: MDS-1)を打ち上げた.MDS-1は静止トランスファー軌道のため, 強い放射線帯を毎周回通過する.本実験にて, 大量の64Mbit DRAMサンプルで発生するシングルイベント効果(SEE)およびトータルドーズ効果を長期間に渡り実測した.その結果, 実環境下でのSEU発生率を算出でき, そのエラーに対する2種類の誤り検出・訂正機能を確認した.本稿ではMDS-1搭載の半導体メモリ装置(SSR)ミッションにて実測したSEEについて述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-20
著者
-
金井 俊樹
宇宙技術開発株式会社
-
笹田 武志
宇宙航空研究開発機構エレクトロニクス技術グループ
-
市川 愉
宇宙航空研究開発機構エレクトロニクス技術グループ
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市川 愉
宇宙航空研究開発機構
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金井 俊樹
宇宙技術開発
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笹田 武志
宇宙航空研究開発機構
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