分布定数回路中の定在波と電力の測定方法
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概要
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線路などの分布定数回路に電流が流入すると、反射が起こって定在波が発生する。CISPR(国際無線障害特別委員会)では、電源線路中のノイズ強度を線路の電圧を測定して求めているが、線路をその正確な特性インピーダンスで終端していないと定在波が発生するため、同一電力でも電圧は場所により異なる。そこで、線間のインピーダンス、位相、電圧を測り、それらの値により線間の電力を求めると、線路中の何処で測定しても同一の値をとる。これは定在彼の発生によらずに電源線路中の持続振動のノイズ強度を示すことができるため、ここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-17
著者
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