わが国における頭部外傷に関する臨床研究の現状(2004年 第41回 日本リハビリテーション医学会学術集会 東京)(<シンポジウム>外傷性脳損傷のリハビリテーション)
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概要
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わが国では, 頭部外傷の原因として交通外傷が最も多い. また, 多発外傷における予後決定因子として, 脳損傷が最も重要であると考えられている. 脳損傷に関して救急医療機構の充実, リハビリテーション医学の充実, 予後調査は, 少子高齢化する本邦においては, 人的資源の確保として極めて重要な課題であると考える. 本稿では日本神経外傷学会に所属する頭部外傷データバンク検討委員会, 重症頭部外傷の治療管理に関するガイドライン作成委員会のこれまでの報告を中心に, 本邦における頭部外傷に関する臨床研究の現状を概説す
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 2004-11-18
著者
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松本 孝嗣
東京慈恵会医科大学 救急医学講座
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小川 武希
東京慈恵会医科大学救急医学:重症頭部外傷治療のガイドライン作成委員会:日本神経外傷学会:頭部外傷データバンク検討委員会:日本神経外傷学会:日本交通科学協議会
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小川 武希
東京慈恵会医科大学救急医学講座
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小川 武希
石岡循環器科脳神経外科病院 心臓外科
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平沼 浩一
東京慈恵会医科大学整形外科学教室
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平沼 浩一
東京慈恵会医科大学 救急医学講座
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小川 武希
頭部外傷データバンク検討委員会(日本神経外傷学会)
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小川 武希
頭部外傷データバンク検討委員会
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