蒸気を用いたパルプの瞬間脱水法の開発
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概要
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湿潤パルプの通気脱水速度の向上をはかることを目的として,これまでの空気に代えて,蒸気を用いた脱水法について検討した.その結果,型内に設置した湿潤パルプに,飽和状態の蒸気を通気すれば,蒸気の凝縮伝熱によって,パルプ内の水分の温度が,瞬時に飽和蒸気温度まで到達し,水分の粘度・表面張力が大きく低下することから,パルプ間の水分が押し出され易くなり,短い時間で高い脱水率を得ることができることを見出した.また,温度,圧力および物性値が変化する状態下での脱水速度として,温度と時間に依存した速度式を提唱した.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2003-11-20
著者
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