グルホシネート告示試験法の迅速化及び大豆とトウモロコシへの適用
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概要
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除草剤グルホシネート及び代謝物MPPAの食品衛生法告示試験法の迅速化を目的に改良し,大豆及びトウモロコシに適用した.強塩基性陰イオン交換樹脂 5 mL を充てんしたカラムに,検体抽出液(2 g 相当)を負荷し,カラムからグルホシネート及びMPPAを 50% 酢酸 40 mL で同時に溶出させた.オルト酢酸トリメチルで誘導体化した後,シリカゲルカートリッジカラムで両者を分離・精製し,GC-FPDで測定した.大豆及びトウモロコシに適用したところ,良好な回収率が得られた.検出限界は,グルホシネート 0.01 μg/g,MPPA は 0.005 μg/g であった.回収率はグルホシネートが86.3〜92.0%,MPPAは86.5〜95.2% であった.
- 2002-06-25
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