クロス集計表における秘匿の影響に関する数値的評価
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概要
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商業統計表のようなクロス集計表は,秘匿の存在により不完全な集計表となる場合がある.本稿では,クロス集計表に秘匿が存在することによる分析への影響を評価する.ここで問題とする秘匿は,その性質から部分合計が既知となるため,通常の欠測値問題とは異なった面をもつ.影響評価の際には,秘匿の特性を利用してEMアルゴリズムにおけるEステップを改良することを提案する.例として商業統計表への適用を示すとともに,シミュレーションによってEステップ改良の評価を行う.
- 応用統計学会の論文
- 1996-11-25
著者
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