キャピラリー電気泳動法による配合飼料中の8種類の有機酸の同時定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
配合飼料中の8種類の有機酸 (ギ酸, フマル酸, 酒石酸, リンゴ酸, クエン酸, 酢酸, 乳酸及びプロピオン酸) のキャピラリー電気泳動 (CE) による分析法を開発した. 各有機酸は水で同時抽出し, ろ過した後, ろ液を0.02mol/Lの水酸化ナトリウムで希釈し, 限外ろ過フィルターユニット (分画分子量30,000) で除タンパクを行いCEに供した. 3種類の配合飼料に8種類の有機酸を0.05〜2.0%の範囲で添加して回収試験を行ったところ, 平均回収率は85.1〜107.3%で繰り返し精度 (RSDr) は13.6%以内であった. また, 3試験室において共同試験を行った結果, 平均回収率は87.3〜105.0%, 室間再現精度 (RSDR) は16.3%以内であった.
- 2000-08-25
著者
-
澤田 浩和
横河アナリティカルシステムズ
-
皆我 朋義
横河アナリティカルシステムズ アプリケーションセ
-
石黒 瑛一
農林水産省仙台肥飼料検査所
-
日比野 洋
農林水産省仙台肥飼料検査所
-
曽我 朋義
横河アナリティカルシステムズ(株)アプリケーションセンター
-
柳井 博子
横河アナリティカルシステムズ(株)アプリケーションセンター
-
石黒 瑛一
肥飼料検
-
澤田 浩和
横河アナリティカルシステムズ(株)アプリケーションセンター
-
柳井 博子
横河アナリティカルシステムズ(株)
-
柳井 博子
横河アナリティカルシステムズ
-
曽我 朋義
横河アナリティカルシステムズ(株)
関連論文
- 高速液体クロマトグラフィーによる穀類及び配合飼料中のシトリニン及びオクラトキシンAの同時定量
- キャピラリー電気泳動法による配合飼料中の8種類の有機酸の同時定量
- ガスクロマトグラフィーによる飼料中のコレステロールの定量
- キャピラリー電気泳動による魚粉中のヒスタミンの定量
- キャピラリー電気泳動法による配合飼料中の8種類の有機酸の同時定量
- キャピラリー電気泳動による無機陰イオン, 有機酸, アミノ酸および糖の一斉分析法
- キャピラリー電気泳動法を用いたサイレージ中の各種有機酸の分析
- キャピラリー電気泳動による陰イオンの一斉分析法に関する研究
- 飼料中の有害物質分析 : 日本の飼料公定分析法を中心として
- 調査資料 配合飼料及び飼料原料中のフモニシンB1及びB2の汚染状況(1998年)
- 高速液体クロマトグラフィーによる飼料中のフモニシンB1及びB2 の定量
- 飼料分析 - 飼料添加物 -
- 飼料のマイコトキシン汚染実態について
- 高速液体クロマトグラフィーによる配合飼料中のスルファキノキサリンの定量
- 技術レポート 近赤外顕微鏡による肉骨粉の判別法
- 高速液体クロマトグラフ質量分析計による飼料中のデオキシニバレノール及びニバレノールの同時定量
- キャピラー電気泳動
- キャピラリー電気泳動装置の原理とめっき液組成の分析事例
- 蛍光検出高速液体クロマトグラフィ-による鶏組織中のラサロシドナトリウムの定量
- 魚粉および油脂中に添加されたエトキシキンの定量法
- 高速液体クロマトグラフィ-による配合飼料中のハロフジノンポリスチレンスルホン酸カルシウムの定量法
- ゲル浸透クロマトグラフィー/固相抽出/ガスクロマトグラフィーによる飼料中の有機リン系農薬の系統的定量
- キャピラリー電気泳動を用いたNBD-アミノ酸の光学分割
- キャピラリー電気泳動による食品中の乳酸の光学分割
- グリコヘモグロビン測定へのキャピラリー電気泳動/質量分析法(CE/MS)の応用