向流クロマトグラフィー
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概要
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1950年代あるいはそれ以前のCraigの装置に代表される向流分配法の時代を経て,NIHの伊東らによって近代的な向流クロマトグラフィー(countercurrent chro-matography,CCC)1)は創案された。CCCは,「固体充てん剤を使用しない液体分配クロマトグラフィー」と定義されている。1960年代後半より1970年代の先駆的な研究に続いて,1980年代に装置の種々の改良がなされ, 分離の高速化,大容量化が図られるに従って多くの化学種についての分離や濃縮が試みられた。
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1994-09-05