活性汚泥を用いた脱窒過程でのN_2O生成に関する研究
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概要
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バッチ実験で人工下水で馴養した汚泥を用いて, 脱窒時のN<SUB>2</SUB>O生成の条件について検討した.低有機物負荷で馴養した活性汚泥による排水の脱窒過程では, 処理排水の有機物濃度の高低に関係なく, 処理液のpHが7.0以下の時にN<SUB>2</SUB>Oが発生した.一方, 高有機物負荷で馴養した活性汚泥で, 処理排水の有機物負荷の高低および処理液のpHに関係なくN<SUB>2</SUB>Oの発生は認められなかった.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 1999-01-10
著者
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