ペルフルオロオクチル基を導入したエポキシ硬化物
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概要
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エポキシ樹脂へのペルフルオロオクチル基 (Rf) の導入とその特性との関係を明らかにするため実験した。<BR>Rf数%の導入で酸無水物硬化エポキシ樹脂硬化物の接触角は約20度向上した。Rfを含有する化合物は, 8 (9) - [2- (ペルフルオロオクチル) エトキシ] トリシクロ [5.2.1.0<SUP>2, 6</SUP>] デカ-3-エンをエポキシ化したもの, 更にヒドロキシル化したものの両者であった。前者が酸無水物と反応しないのに対して, 後者は反応して酸無水物硬化エポキシ硬化物中に組み込まれた。
- 社団法人 日本油化学会の論文
- 1997-11-20
著者
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