チップボイラによる園芸ハウス加温実証試験(2)
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概要
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スイス製チップボイラ(110kW)を園芸ハウス(6a)に設置し、ハウス加温実験を行った。設定温度と1日の最低気温の差が10℃の日のチップ燃焼量は約1.2m3、15℃の日は約1.7m3となることが分かった。安定した熱出力を得るためには、形状の揃っているチップを使用する必要があり、含水率が70%以上のチップは着火できずにアラームが発生した。1日の最低気温が低くなればチップ燃焼量は増加し、チップ含水率の違いによるチップ燃焼量の明らかな差は認められなかった。
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